食のロシアンルーレット…テイクアウェイ店で 死亡事故!

■ 持ち帰り専門(テイクアウェイ)店の食事に含まれていた物質が原因で15歳の少女が死亡した。店の関係者2人が過失傷害致死の容疑で逮捕され、裁判で有罪判決を受けた。BBCが報じた。

2016年12月30日、ランカシャー県オズワルトウィスル市内にあるインド料理テイクアウェイ店「ロイヤル・スパイス(Royal Spice)」で購入した料理を食べたメガン・リーさん(当時15)が、アレルギーのため急性喘息発作を発症。2日後に脳の損傷により死亡した。この件で店のオーナー、ムハンマド・アブドゥル・クデゥス被告(40)と、配達を担当したハルン・ラシッド被告(38)が過失致死罪で有罪となった。懲役刑となる可能性が高いという。

同店のキッチンの衛生状態は劣悪で原材料の在庫記録もなく、いつこういった事故が起きてもおかしくない状態だったと言われている。

問題となった料理はオニオンバージ(玉ねぎのてんぷら)、シークケバブ、ナンブレッドであったが、いずれにもピーナツ由来のタンパク質が使われていたことが判明した。ラシッド被告は、配達しただけで料理には直接関与していないと反論したが、従業員の義務不履行ならびに労働安全衛生法、EUの食品安全規制に反するとして有罪となった。クデゥス被告は罪状を認めているという。

ランカシャー県では「食の安全」軽視がテイクアウェイ業界で蔓延していると指摘、食品業界には全力で対策をとってほしいとしている。また、メガンさんの父親はオーナーらに向け、「大切な命でロシアンルーレットをするな」と警告したと伝えられている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)