極貧の幼少期→反動で気前良くなった!? 文豪ディケンズの食卓事情が明らかに

強欲で他人に対してはきわめて冷徹な守銭奴の富豪、スクルージが改心する姿を描く、『クリスマス・キャロル』。英文豪チャールズ・ディケンズの名作だが、この中で、スクルージと対象的に描かれている、スクールジに薄給で酷使されているボブ・クラチットのように、ディケンズの作品には、貧困の中で苦しみながらも前向きに生きる人々が頻繁に登場する。
家が破産し、父親が債務者監獄に入れられる一方、ディケンズは12歳の時から靴墨工場で過酷な労働を強いられるなど、苦しい幼少期を送ったというみずからの体験がもとになっていることは創造にかたくない。この反動か、作家として成功してから、プライベートでは、ゲストを厚くもてなすことを好み、出費をおしまなかったことが、ディケンズの「ワインリスト」などから分かるという。「イヴニング・スタンダード」紙が伝えた。
ロンドンのブルームズベリー(大英博物館からもほど近い)にある、チャールズ・ディケンズ博物館では、ディケンズがプライベートでどのような食生活を送っていたかを探るエキシビションの準備中。ディケンズ自筆のメモをはじめとする資料から、客人をもてなすためにふんだんにワインやビールを取り揃え、豪華なパーティーが催されていたことなどがうかがえるという。ちょっと意外!?
展示は11月28日から4月22日まで。

Charles Dickens Museum
48-49 Doughty Street,
London WC1N 2LX
https://dickensmuseum.com
開館時間:火~日 10:00 - 17:00(最終入場16:00)

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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