■ 英政府は、テロに対する治安維持や捕虜の救出といった特殊な極秘任務を遂行するエリート部隊「英陸軍特殊空挺部隊(SAS)」を含む英軍の全職種に、女性が応募することを認める方針を発表した。「デイリー・テレグラフ」紙(電子版)が報じた。
ギャビン・ウィリアムソン国防相は「歴史的な決定」とした上で、今年12月から新規の女性入隊志願者の応募を受け付けると公表。基礎訓練は来年4月から開始され、訓練を終えた女性兵士はその後、SAS(Special Air Services)などのエリート特殊部隊にも志願できるという。また希望があれば、すでに英軍に入隊している女性が最前線の歩兵部隊へ異動することも可能にすると述べた。
英政府は2016年に戦闘部隊への女性の配属を解禁、その後も女性が就ける任務を拡大してきた。ウィリアムソン国防相は、女性もエリート特殊部隊に入隊する資格があるとし、「女性は100年以上の間、軍隊で模範的に奉仕し、様々な専門的かつ重要な役割を果たしてきた。軍隊は性別ではなく能力だけで決定されるべき」とコメント。世界一厳しいと言われるSASの入隊試験では、女性も男性志願者と同じ内容の体力テスト等を受けることになるという。
しかし、退役したリチャード・ケンプ元大佐は、新しい政策について「チームワークを損なう」と批判的。それに対し、2016年の女性配属解禁後、初の主要戦闘部隊の女性砲手になったケイト・ディクソン騎兵(28)は、「女性兵士はすでにここにいる。女性であることが問題に上ったことはない」と反論している。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
























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