慈善団体への寄付…昨年は28億5千万ポンド!

英国最大規模のチャリティ・イベントと言えば「Red Nose Day」。昨年、その39回分の寄付金に相当する28億5千万ポンドが慈善事業に寄付されていたことがわかった。これは過去最高記録という。「メトロ」紙が伝えた。
調査を行ったのは遺産に関する情報提供事業を運営する「Smee & Ford」。2016~17年の英国の遺言データ26万件によると、最も多く遺贈を受けているのは健康関連の慈善団体で、「Cancer Research UK」「Macmillan Cancer Support」「British Heart Foundation」などが上位5位に入っているという。その他の人気の寄付先は、「Royal National Lifeboat Institution」、動物保護団体の「RSPCA」や「ナショナルトラスト」といった団体。
遺贈寄付を推進する「Remember A Charity」のロブ・コープ氏は、「慈善事業への遺贈の増加は、実際に大きなインパクトをもたらしている。例えば、救命艇10艘中6艘に、また盲導犬の3頭中2頭に、遺産から資金が提供されている」とコメント。今年の「Remember A Charity in Your Will」週間には、200の団体が参画する世界初の慈善事業によるサーチエンジン「humansearchengine.org」がリリースされるなど、慈善事業界隈の動きは活発のようだ。成人2000人に対する「OnePoll.com」の独自調査によると、家族や友人へ分配した後の遺産は、寄付したいと考えている人の割合は、3分の1に上る。なお、英国人の平均寄付額は3300ポンドであるという。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)