許可なく制服姿を撮影されることも… 女子学生の3人に1人がセクハラ被害者

■ 英国の女子学生のうち3人に1人が、公の場所でセクシャル・ハラスメント(以下セクハラ)を受けたことがあるという。BBC(電子版)が報じた。

昨年、米ハリウッドで相次いだセクハラ告発を端に、女性がSNSを通じ被害を訴える「#MeToo」ムーブメントが世界中で巻き起こったが、ここ英国でもセクハラ問題は蔓延している。今年6月、14歳から21歳の1000人の若い女性を対象に英国全土で実施された調査で、女子学生が受けているセクハラの現状が明らかになった。
それによると、「66%がセクハラ被害の経験者」「35%が意に反して手を触れられたり掴まれたりしたことがある」「8歳の少女がセクハラ行為を受けたり、目撃したりしたことがある」「3人に1人が、制服を着ているときに接触行為を受けたり、見つめられたり、口笛で注意を引こうとされたりした」「4人に1人が許可なく撮影されたことがある」という。
車で後をつけられたことがあるという、バーミンガム在住の19歳の女性は「携帯電話は上下逆さまだったけど、なんとか冷静を保とうと、父が迎えに来るんだって話すふりをしていた」と恐怖体験を語る。
BBCでは、もしセクハラを行う者と対峙し、何か行動を起こす場合は以下に気をつけるよう4つのアドバイスをしている。

  1. ①しっかり自分を持つこと…相手の目を見ながら、明確かつ強い口調で話す。
  2. ②不快感を示す…発言に申し訳なさを感じてはいけない。
  3. ③関与しない…あなたの言動によって、相手がセクハラをさらに助長させる場合があるので、関わらないようにする。
  4. ④相手がいる場所に留まらない…言うべきことを言ったら、立ち去る。セクハラをする者に、あなたと一緒にいる時間を与えて喜ばせる必要はない。

毅然とした態度がセクハラ抑制にどれだけ効果があるのかは不明だが、時には周囲の助けを得るなどして、身の安全を第一に考えて行動したい。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)