ロンドン開通は来年秋へ…クロスレイル、開通前から遅延

■ 東はイングランド南東部エセックスのシェンフィールドおよびロンドン南東部のアビー・ウッド、西はバークシャーのレディングおよびヒースロー空港まで、ロンドンを横切る(クロス)新路線、「クロスレイル(Crossrail)」。2018年12月にはロンドン中心部でも開通することが発表されていたが、クロスレイル社は8月31日、日程を延期することを発表した。各メディアが伝えた。

正式名称「エリザベス・ライン」と命名された新路線は、リバプール・ストリート駅からシェンフィールド駅、パディントン駅からヘイズ&ハーリントン駅までがすでに開通しており、今年12月のロンドン中心部での開通が待たれていた。
 ところがヨーロッパ最大規模とされるこのインフラプロジェクトを進めるクロスレイル社は、安全性確認などの時間がさらに必要との判断を下し、開通が2019年秋になることを発表した。
 同社は「10年におよぶ本プロジェクトは、極めて複雑なもので中心部の地下トンネルの作業完了と安全確認、さらに鉄道システム・ソフトウェアの開発など、さらなる時間を要する」とコメントし、理解を求めた。
 開通すればロンドン地下鉄の収容可能人数を10%増やすことが可能と見積もられている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)