■「適度な量の飲酒であれば健康に良い」という話を耳にしたことがある人は少なくないだろう。この説を覆すレポートが、医学雑誌「Lancet」に発表され、話題となっている。「メトロ」紙(電子版)が伝えた。
米ワシントン大学の健康に関する研究機関「Institute for Health Metrics and Evaluation」が、飲酒と健康に関する調査592件、総計2800万人のデータをまとめたところ、適度な量の飲酒でもメリットがデメリットを上回ることが明らかになったという。具体的には、1日1杯のアルコールでさえも、まったく飲まない場合と比べると、アルコール関連の疾患のリスクが0.5パーセント高まるとされる。
同研究所のマックス・グリズウォルド博士は、「過去の研究では、条件によって飲酒が良い健康効果をもたらすとされてきたが、量にかかわらずアルコールが健康に害となることがわかった」とコメントした。
ガンや結核、肝疾患など、アルコールに起因する疾患での年間死亡率は女性で2.2パーセント、男性で6.8パーセントとされる。15~49歳では、アルコールがもっとも重大な危険因子となっており、年間死亡率は女性の場合3.8%、男性の場合12.2%になるという。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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