この夏の暑さを数字で検証!「勝ち組」代表は、アイスクリームとこの食べ物!!

一時のような酷暑はようやくおさまったといえる英国だが、気象庁によるとまだまだ「夏」は終わっていないという! 10月ごろまで、時には30℃近い暑さになることもありえる、温暖な日々が続くとの予報があるほか、さらには、この異常な暑い夏が2022年まで続くと予測する有識者もいる。そのような中、7月の猛暑を振り返る試みがなされた。「デイリー・メール」紙が伝えた。
テーマは、『数字で見る7月の猛暑』。
今回の猛暑は1976年の夏と比較されることが多い。1976年の猛暑は、最高気温30℃以上という日が7月に15日間、連続して続いた地域があったとして、英国観測史上でも、特筆される年。今年は、7月で最高気温が30℃を超えた日が16日と、合計日数では1976年を上回った。ただし、連続ではなかったので、まだ救われたといえそうだ。
一方、7月の最高気温に目を向けると、1976年はサウサンプトンで7月1日に記録された35.6℃が最高。今年は、7月26日にケントで記録された35.5℃が最高だった。なお、余談だが、英国で計測された最高気温の記録は2003年8月10日ケントのフェイヴァシャムの38.5℃だという。
一方、冷房のない地下鉄車内の暑さは、いまさら驚くことではないが、セントラル・ラインで42℃を記録したほか、地下鉄路線内でもっとも平均気温が高い路線のひとつ、ベイカールー・ラインでは平均が31℃だったことが判明。ちなみに、EUでは、家畜の輸送時に30℃を超える環境におくことを禁じており、ロンドンの地下鉄を利用する市民は、家畜よりもひどい扱いを受けていることになる!
このほか、興味深いものをいくつかご紹介してみよう。
●7月の第2週に売れたソーセージの総額…1億5,800万ポンド(ちなみに、ハンバーガー用パテは1億600万ポンドを売り上げ、昨年比25%アップ)
●1週間で売れたアイスクリームの総額…3億7,300万ポンド
●ジョン・ルイスの扇風機・空気クーラー(ただし、エアコンは家庭では非一般的)などの売上げ増加率…315%アップ

さらに、スパークリング・ワインやビールの売上げも好調だったという。
しかし…今週末のバンクホリデーは、イングランド南東部でも、最高気温が20℃いくかいかないかというレベル。雨が降る確率も高いとされる。異常な高温と晴天が続いた結果、火事も多発、水不足も一時深刻だっただけに、やっと、いつもの英国に戻った!と喜ぶべきなのかもしれない。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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