英国でも犬肉を食す人たちが問題に!商用でなくとも禁止に?

■動物愛護の活動が特に盛んである印象の強いここ英国。現行では、犬肉を売買するのは違法だが、所有する犬を『人道的』に処理した場合は、食用にすることが認められている。しかし、商用かどうかに限らず、犬肉の消費を完全に禁止しようとする動きが高まりを見せているという。「BBC」が伝えている。

英国における犬と飼い主の健康と福祉の増進を目指す、英議会内超党派「Dog Advisory Welfare Group」の議長で、スコットランド国民党のリサ・キャメロン下院議員は、犬肉消費を禁止する法案の早急な成立を望んでいると発言。「どの党もこれに反対するとは思えない」と自信を見せている。
ただ、同議員が主張したように、英国での犬肉消費は増えているとする点に関しては、「The World Dog Alliance」、「Humane Society International」の 2つの動物愛護団体では、根拠のない話だとしている。
インドネシア、中国、韓国といったアジアの一部の国では犬を食肉とする習慣があるのは広く知られるところ。欧州ではあまり一般的ではないものの、スイスでは犬を食用とする地域があるという。動物愛護団体では、食肉の対象となる犬は盗まれたペットであることが少なくなく、劣悪な状況に置かれ、痛みを伴う残酷なと殺法がとられていると懸念を示している。
キャメロン議員は、犬を食肉とすることが問題になる前に、完全に禁じる法を定めるための行動を起こすべきだと力説。 テリーザ・メイ首相の広報担当者は、犬肉の商業取引はすでに違法であるが、犬肉の消費そのものを禁ずる法案の審議が行われている米国の動向を注視したいとコメント。英国は世界においても最も動物福祉の水準が高い国のひとつであり、それを維持したいと述べている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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