■サーモンなどの魚類に多く含まれ、必須脂肪酸と呼ばれる「オメガ3」。健康や美容に効果的と言われ、心臓病のリスク低減も期待できると言われていることから、サプリメントも市場に多く出回っているが、サプリメントによって心疾患や脳卒中を防ぐ効果は得られないことが最新の研究で明らかになった。「インディペンデント」紙(電子版)が報じた。
オメガ3のサプリメントを摂取している人は英国内で数百万人もいるという。ヘルスケアに関連した世界中のデータを所蔵する国際組織のコクラン・ライブラリーが調査した全79件の臨床結果によると、オメガ3のサプリメントが長寿に貢献したり、コレステロール値を下げたりする効果は少し、もしくは全く見られなかったという。
一方、魚自身から摂取されるオメガ3の効能の有無については、今回の調査では十分な証拠が得られなかったため不明であったことも発表された。
栄養士は「オメガ3自体には、心疾患を防ぐ効能が十分ある」とし、NHS(国民医療サービス)でも、少なくとも週1回は魚を摂取するように指導している。英シェフィールド大学で心血管疾患を研究する教授は「心疾患のリスクを減らす効果を期待してサプリメントを購入する人々は、代わりに野菜を意識して摂取すべき」とバランスの良い食習慣を推奨している。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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