■英国で最も不動産価格が高い場所のひとつと言われる西ロンドンのケンジントン&チェルシー地区。この地域で、近隣住民から苦情が寄せられる『騒音』が大きな問題となっている。「メトロ」紙が伝えた。
同地区では、2015年1月から2017年8月までの間、月平均1090件もの騒音が報告された。延べ3万4910件に及ぶ苦情は、同地区に次いで2番目に苦情が多い北アイルランドの首都ベルファストの2倍に相当するという。
ケンジントン&チェルシー地区の不動産価格は平均で約250万ポンド、一家の年収は1億ポンドに達するほど、富裕層が多く暮らす地域とされる。ベッカム夫妻やマドンナ、モデルのタマラ・エクレストン、料理研究家のナイジェラ・ローソンなどの著名人も居を構える同地域の住人が寄せる騒音への苦情のうち、1万件以上が大音量で流される音楽に対して、また7000件は建設作業員に向けられたものだという。ほかにも、エアコンの稼動音、大声での会話やパーティー、足音にまで苦情は及ぶとされる。これらを受け自治体は、住民に騒音を控えるよう280件もの警告文を発行したと報告された。
日中はまだしも夜の騒音となると、睡眠の妨げになることもある。今回の調査を実施した住宅投資会社に務めるマット氏は「人間にとって睡眠は、活動に大きな影響を及ぼす重要なものだ。近隣住民の騒音に苛まれる人は、家に防音設備を整えるべきだ」とコメント。
また同紙は、眠りにこだわる人は人の少ない島に移住することを提案。中でも騒音警告がわずか1件だけだったスコットランドのアウター・ヘブリディーズ諸島、コーンウォール半島の沖合いにあるシリー島が紹介された。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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