【W杯フィーバー】イングランドの快進撃にウィンブルドンも大幅譲歩!

2日に開幕した、テニスの全英選手権(ウィンブルドン)。2週目に入り、ベスト16へと駒を進めた一流選手たちがハイレベルの戦いを繰り広げている。11日には錦織選手がジョコビッチ選手と準々決勝で激突。日本人としては応援にもつい力が入る。
しかし、応援に力が入るといっても、盛り上がり方では今のイングランドに到底及ばないだろう。サッカー『W杯』で28年ぶりに4強に進んだイングランド代表チーム。その快進撃にサッカーファンだけでなく、イングランド全体がわいている。11日には、決勝進出をかけて、開催国ロシアを破ったクロアチアと対戦。午後7時には、全イングランドで交通量が減るだろうと予想されている。
このイングランドの活躍に際し、ウィンブルドン主催者側が態度を軟化させているという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
開幕直前には、たとえイングランドが決勝に残ったとしても、ウィンブルドンではサッカーW杯の模様を一切伝えない方針であることを宣言。この方針は会場内の巨大スクリーンをはじめ、各所に設置されている何百ものモニターすべてに適用されると説明していた。
しかし、先週土曜日、準決勝進出をかけてイングランドがスウェーデンと対戦した時には、センターコートの約3分の2の席が空席となり、主催者側をあわてさせた。
センターコートのチケット保持者4000人が、サッカーを優先、会場近くのパブなどに移動してしまったためだ。
ウィンブルドンでは、試合中、コート脇の観客席はもちろん、周囲でもスマートフォン、タブレットの使用を禁じているが、11日のW杯準決勝、および15日(日)の同決勝については特例を認め、スマートフォンなどで試合の行方を追うことを許可する意向。
ウィンブルドンテニス男子シングルスの決勝が予定されるのは15日午後2時。W杯の決勝は同日午後4時にキックオフ。
はてさて、声援を送らずに、観戦することができるのか―。暑いだけでなく、主催者側には頭の痛い日曜日となりそうだ。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)