庭からカエルが消えた!その理由とは…?

■ 庭に池を作る人が減っている影響でイングランドではカエルが激減しているという。「デイリー・メール」紙が伝えた。

© A J Woods

英国では個人宅の庭を訪れる野生動物のうち、鳥に次いで多いのがカエルと言われる。ところが最近実施されたRSPB(英国王立鳥類保護協会)による調査の結果、庭で目撃されるヒキガエル(toads)の数が4年前の調査時には28%だったのに対し、20%に減少、カエル(frogs)も46%から39%に減少したことが報じられた。

両生類のカエルは陸上でも暮らせるが産卵には水が必須で、おたまじゃくしも水中での成長過程でエラが作られる。

両生類、爬虫類の研究家であるキャシー・ウォーマルド氏は「最近、芝を諦めて庭を舗装する人が増え、また池を作るほど庭が大きくないと考える人が増えている。池を維持するのは難しいと思い込んでいる人も多い。しかしゴミ箱の蓋をひっくり返して水をためておくだけでカエルは産卵することができる」という。

ダニエル・ヘイハウ博士は「ほとんどの人が子供の頃、池のほとりや岩の陰から響くカエルの声を聞きながら育ったものだ。こうした音の記憶は生涯、良い思い出として我々の心に留まる。しかし最近では野生が発するこうした音が現代人にとってはミステリアスなものになりつつあるようだ」と残念がる。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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