意識したことがあるかないかは別として、我々の日々の暮らしは様々な『便利な』ものに支えられている。そのうちのひとつに挙げられるのが、プラスチック製の品々。例えばスーパーマーケットで、パッケージにプラスチックがまったく使われていない商品を探すのが難しいほどだ。
しかし、そのプラスチック製の容器や袋が野生の生物の命を脅かしているとして問題視されていることはご承知のとおりだろう。特に、海に流れ着いたビニール袋やストローにより傷ついたり、命を落としたりする海洋生物の姿がメディアで頻繁に取り上げられるようになり、一気に「反プラスチック」の動きが大きくなった。
まもなく開幕する、テニスのウィンブルドン選手権でもプラスチック製ストローの使用を禁止することが発表された。各メディアが伝えた。
英国では年間85億本のプラスチック製ストローが消費されているといわれている。
ウィンブルドンでも、昨年、2週間の会期中に40万本が使い捨てとなっており、大会主催者側は批判を受ける前に対応したというところだろう。
プラスチック製ストローについては、夏季に一般公開が行われるバッキンガム宮殿内のカフェが早々い、ストローの使用を控える声明を出したほか、バービカン・アートセンター、一部のホテル、スターバックス、マクドナルド、コスタ、ウェザースプーン、ウェイトローズなどが、段階的に使用をとりやめていく方針であることを宣言。ストローを希望する顧客に対してのみ、紙製のストローを提供する。
また、プラスチック製のペットボトルの使い捨ても大きな問題となっており、ウィンブルドンでは、会期中、ペットボトルに水をつぎたすことができるよう、給水所を複数設ける予定という。
こうした動きを、一時的な「流行」に終わらせないことが今後の課題といえるのかもしれない。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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