飛行機を利用して出かけるにあたり、出発が遅れてイライラさせられるのは、どこの国のどの空港でも珍しいことではない。ヒースロー空港、ガトウィック空港など、大小あわせて25の空港を有する英国でも、出発の遅延は日常茶飯事といえるが、それでも空港によってかなりの差があるという。
このほど、英国内の空港を比較した結果が発表された。「デイリー・メール」紙が伝えた。
英国の「Civil Aviation Authority民間航空局」が、各空港について出発便の遅延時間を調査(欠航便は対象外)。
英国で「ワースト1」となったのは、ロンドン北部近郊のルートン。遅延時間の平均は20分。平均でこの数字なので、これ以上待たされるケースもかなりあるということだ。ガトウィック空港がこれに次ぐワースト2位となった。
逆に、遅延時間の平均がもっとも短かったのが、ロンドン西部近郊にあるヒースロー空港で、11分。あまり評判が良いとは思えないヒースローだが、英国内では優秀といえるようだ。
なお、いまさら改めて申し上げることもないと思うが、最初から遅延をあてこんで空港に遅めに到着するのは大間違いなので誤解のないように。では、良い旅を!
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)