フランス人旅行者はエッフェル塔よりロンドン・アイのほうがお好き?

フランス人旅行者のあいだでは、パリのエッフェル塔よりロンドンにある観覧車、ロンドン・アイのほうが人気が高いことが分かった。「デイリー・メール」紙が報じた。
過去5年間に海外旅行に出かけた2,417人のフランス人を対象にした調査で、高さ約135メートルのロンドン・アイを訪れたことのあるフランス人は46%いたのに対し、高さ約300メートルのエッフェル塔に登ったことのあるフランス人は39%にとどまったことが判明。パリは世界で最も人気のある観光都市であるにもかかわらず、彼らは「フランスの観光名所より、英国の観光名所のほうが魅力的」と語っているという。
ほかにも、17世紀にルイ14世が築いたベルサイユ宮殿へ行ったこのあるフランス人はわずか31%だったが、バッキンガム宮殿を訪れたことのあるフランス人は44%にも上ったことが明らかになったという。
なぜ英国の観光名所のほうに足を運ぶのかとフランス人に聞くと、37%が「英国は長い歴史を誇り、国際的に有名な場所だから」と回答し、35%は「単純に素晴らしいから」と答えた。
この調査を実施した、フライト比較ウェブサイト会社は「ロイヤル・ウェディングとブレグジットの影響で、英国への関心が高まっている」と分析。「多くのフランス人旅行者は、自国にあるエッフェル塔やベルサイユ宮殿、ルーブル美術館やノートルダム大聖堂を訪れるよりも、海外へ行ったり、ロンドン・アイを訪れたりしている」と説明。「観光名所は、自国のものより他国のもののほうが往々にして魅力的に映るものだが、正直残念でもある。フランスにある観光名所は、我々の財産であり歴史の一部でもあるので、それらを訪れたい場所のトップリストに挙がるようにしなければならない」とコメントしている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)