風邪を引いても会社を休めない… 英国人は案外仕事熱心⁉

■風邪を引いたり、体調が悪かったりしても、会社を休まずに働き続ける英国人が増えていることが、調査により判明した。「デイリー・メール」紙が伝えた。

英人材開発研究所(CIPD)が、1021社460万人の英国人従業員に病欠についての調査を行ったところ、2010年に「体調が悪くても出勤する」と回答した人は26%だったのに対し、今回の調査では以前の3倍の72%に増加していたことがわかった。こうした急増は、たとえ体調が悪くても働かなければならないというプレッシャーを感じる人が増えていることを表しているという。一方で雇用主はというと、86%が「体調が悪くても出勤する」と答えている。

4月に発表された保険会社「Aviva」が2000人を対象に実施した調査によると、民間企業の従業員10人のうち7人が、体調が悪いときでも無理に出勤しているため、せっかくの休暇期間中も体調不良だったことがあると回答。無理に出勤する理由として、「病気などにより1日欠勤した場合、仕事が積み重なることが怖い」と答えた。

一方で、4分の3以上が元気なときに「病欠」として休みを取っているという。また、5人のうち2人以上が「雇用主は従業員の健康よりも会社の成果や利益を重視している」とも回答した。今年初めに英国家統計局が公表した統計では、従業員の病欠日数は年々減少しており、過去最低の平均4.3日を記録したことが明らかになった。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)