小学校の授業時間削減「金曜はお昼で終了」に保護者カンカン!

■ 激務により教師の離職率が上昇しているとして、「心身ともに休める時間」を教師に与えるため、金曜日の授業時間を減らすことを提案した小学校に対し、保護者から抗議が殺到しているという。「デイリー・メール」紙が伝えた。

仰天の計画を発表したのは、イングランド中部ノーサンプトンシャーにある町、ダヴェントリーの小学校「Ashby Fields Primary School」。4~11歳までの400人の男女児童が通っており、英教育監査局「Ofsted」の調査でも高評価を受けている。

校長によると、同校の教師は週60時間以上の過重労働を強いられていると説明。子どもを教えることが好きで教師を続けたいにもかかわらず、激務により「ワーク・ライフ・バランス(仕事と日常生活のバランス)」が保てず、やむなく辞職する教師が少なくないという。年々増える離職を防ぐためには「劇的な対策」が必要で、そのひとつが「金曜は通常よりも2時間以上早い、午後1時15分で終業」というもの。

しかし、共働きをしている子どもの両親にとっては、午後1時15分は勤務時間の真っ只中。毎週金曜は会社を早退するか、チャイルドケア・センター(託児所)に預ける時間を延長しなければならない。同校に子どもを通わせている両親は、「保護者のことを全く考えていない」と憤る。ケリー・ホームズさんは、チャイルドケア・センターの受け入れ人数には制限があり、延長料金もかかるため、金曜は休暇をとらなければならなくなると、怒りを抑えきれない。「共働きの両親には延長分の託児料を払うよう、学校側と戦う」とコメント。

現在、同校の授業時間は週27.5時間だが、週25.5時間に削減される予定。英教育庁が推奨する授業時間は、Key Stage 1(5~7歳)で週21時間、Key Stage 2(7~11歳)で週23.5時間となっている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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