洗練されたファッションスタイルに定評があるフランス人。しかし、彼らの粋なコーディネートは、実際は安上がりであることが分かった。「デイリー・メール」紙が報じた。
調査によると、英国人はフランス人に比べ、服や靴に多くのお金をかけているという。平均的な英国人が毎年新しい服や靴にかける費用が1,000ポンド余りであるのに対し、フランス人は600ポンドほどであることが判明。2016年度の家計内訳をみると、フランスでは被服費が3.7%だった一方、英国では5.6%を占めたことも報告された。
ファッションウェブサイトの広報者は「フランス人女性は少ないアイテム数で、高品質なものを厳選して購入する傾向がある」と説明。「一見大きな買い物に見えても、1シーズンしか着ないような使い捨ての服を買い続けるより、長い目で見ればずっと経済的」とコメント。小売専門家は「フランスでは、お金をかけずにオシャレを楽しめることから、古着の売買もますます盛んになっている」と話している。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)