
■106歳の誕生日を迎えた男性が地上60メートルに張られたワイヤーを滑走する「ジップワイヤー(Zip wire)」にチャレンジ。見事完走し、「世界最高齢ジップワイヤー完走者」としてギネスワールドレコードに認定された。BBCが報じた。
滑走に挑戦したのはイングランド北部、ダービシャー在住のジャック・レイノルズさん、106歳。ジャックさんはチャリティ団体への寄付を募るためここ3年、毎年何らかのギネスレコードに挑戦している。昨年の誕生日には世界最高齢でローラーコースターに乗り、一昨年には世界最高齢で身体にタトゥーを入れ、いずれもギネスレコードに認定された。
今回ジャックさんがチャレンジしたジップワイヤーは地上60メートルにピンと張られたワイヤーをおよそ400メートル滑走するもの。チャレンジの様子はITVの「Good Morning Britain」でライブ中継された。
滑走後に感想を聞かれたジャックさんは「今までの挑戦より楽しかった。今日はいい日だ、完璧だ」とご満悦。
ジャックさんは102歳の誕生日に、当時世界的にブームとなっていた氷水をかぶる「アイスバケツチャレンジ」に、筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者への寄付を募る目的で初挑戦して以来、ギネスレコードに挑み続けている。健康の秘訣を尋ねられると「朝一番の紅茶に1滴のウィスキーを垂らすことさ」と言って微笑んだ。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)