第二次世界大戦で勝利をおさめたものの、経済的に立ち直るまでに時間を要した英国では、戦後もしばらくは、食料が配給制という日々が続いた。
配給による食料は野菜中心で、脂肪や糖分の少ない質素な食事の繰り返しにより、経済的に恵まれない家庭の子供たちは、まず間違いなくやせているうえに背も低く、「貧乏人の子供=チビでやせ型」と相場が決まっていた。しかし、現代社会ではこの図式は成り立たないという。「メトロ」紙が伝えた。
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの教育研究所に籍をおく、デイヴィッド・バン教授は、この60年間の変化について研究。現在では、安価ながら不健康でカロリーの高い食事が浸透したせいで、逆に、経済的に恵まれない家庭の子供たちの多くは体重超過の傾向にあると指摘。現在の食生活がもたらす健康被害について憂慮を示している。
おなかをすかせていた戦争直後と、今とを比べて、いったいどちらが幸せなのだろうか。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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