■ ペットボトルなど、プラスチック容器の再利用を促進させ、ごみを削減しようとする動きが英国で強まっている。英政府は3月28日、イングランド内でプラスチック製の容器に入った飲み物を販売するにあたり、「デポジット」制を導入する方針を明らかにした。BBCが伝えた。
政府が導入を計画している「デポジット」制では、ペットボトルや缶、ビンを含む容器に入った飲み物を購入する際にデポジットを支払い、容器を返却すれば返金される仕組みになるという。デポジットの金額や返金方法など、詳細についてはまだ決定しておらず、今後協議が進められるとされる。
同様の政策はドイツや北欧諸国で既に導入されており、消費者は購入時にデポジット(ドイツでは22ペンス相当、スウェーデンでは8ペンス相当)が加算され、飲み終わって容器を返却するとデポジットが返却されるという。
英国では年間130億本のプラスチック・ボトルが消費されているが、対するリサイクル数は75億本程度。マイケル・ゴーブ環境相は、「ポイ捨てされたプラスチックごみがやがて川、そして海にたどり着くことになる。プラスチックが海洋環境を破壊することは間違いない」とプラスチックごみ削減の重要性を指摘する。環境保護団体は今回の発表を歓迎しているが、産業界からは価格上昇に関する不安の声が寄せられているという。
▼深刻なプラスチックごみ汚染の模様を伝えるBBCのリポート。© BBC
▼デポジット制を採用したノルウェーの様子を報じるBBCのリポート。© BBC
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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