【英国も注目!】ウーバーの自動運転車、試験走行中の事故で初の死者

■ 米アリゾナ州フェニックス市内の公道で18日、配車サービス最大手の米ウーバーテクノロジー社が試験運行していた自動運転車が、自転車で道路を横断中だった女性を認識できずに衝突、死亡させる事故が発生。英各メディアが報じた。

米捜査当局は事故の瞬間の車外と車内の様子を捉えた車載カメラの映像を公開。ビデオを見た2人の専門家は自動運転車のセンサーが正常に機能して女性を発見し、ブレーキをかけていれば接触を回避するだけの時間と距離が十分にあった可能性を指摘している。

映像では車のライトに照らされた女性(49)=写真=が目視できるのは衝突前わずかに1~2秒で、この時点で急ブレーキをかけて間に合ったかどうかの疑問は残る。自動運転車の運転席には非常事態に備えて男性が乗っていたが衝突を回避できなかった。

自動運転車輛に詳しい南カロライナ大学のブライアント・ウォーカー・スミス教授(法学)は、「犠牲者は突然天から降って来たわけではない。彼女は暗いが見通しの良い広い道路上を通っていた。従ってレーザーやレーダーは彼女を発見し、人間と認識しなくてはならなかった。これはウーバー社とその自動運転システムに複合的な過失があることを強く示唆している」とコメント。「自動運転車に乗ったドライバーがシステムを過信するあまり前方を全く見ていないのは大問題だ」と指摘した。

自動運転車によるテスト走行で事故はこれまでにも発生しているが、死亡事故は初めて。

【閲覧注意】事故の様子が映っています。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)