英国がEU離脱を決めてから、不安要素として挙げられるポイントのひとつが、医療現場における人材不足の深刻化だ。EU国籍者で、医師、あるいは看護師として英国で働いている人たちがブレグジットにより、英国を離れるのではないかと強い懸念が示されている。
このほど公表された、英国のNHS(国民医療サービス)で働く医療スタッフの国籍調査の結果からも、現場がどれほど移民に頼っているかが分かる。「デイリー・メール」紙が伝えた。
現在、NHSで働くスタッフは120万人。このうち、英国国籍であるのは97万6,288人で87.5%。つまり、残りの12.5%、13万7,000人は移民ということになる。
さらに、そのうちわけをみてみると、EUからの移民が6万2,000人、それ以外の7万5,000は、文字通り、世界各国からの移民で、医療現場がきわめて国際色豊かであることが改めて指摘されている。
上位10位は次のとおりで、4位から8位まではEU加盟国が占める。
1 英国 97万6,288人
2 インド 1万8,348人
3 フィリピン 1万5,391人
4 アイルランド1万3,016人
5 ポーランド 8,477人
6 スペイン 6,781人
7 ポルトガル 6,725人
8 イタリア 6,044人
9 ナイジェリア 5,405人
10 ジンバブエ 3,899人
ちなみに、中国国籍者は807人、日本国籍者は239人、韓国国籍者は104人、香港出身者は85人だった。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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