王立鋳造局が発表!10ペンス硬貨26種「探して! 交換! 集めて!」キャンペーン

■ 英国の硬貨を鋳造して発行するロイヤル・ミント(Royal Mint=王立鋳造局)。同局がこのほど、枚数限定で26種類の10ペンス硬貨を発行し、「探して! 交換! 集めて!」キャンペーンを実施することを発表。コレクターたちの心をくすぐることは必須で、そのたくましい商魂が話題となっている。

今回、ロイヤル・ミントが発行する10ペンス硬貨は、「Quintessentially British」(典型的な英国らしいもの)がテーマ。アルファベットのAからZまで、英国を代表するモノや事柄がデザインされている。中には「English Breakfast」(イングランド式朝食)と、「English」がつく、少々『反則』と思えるものが含まれているほか、ロイヤル・ミントの悩みの種となったアルファベット「X」については、スコットランド出身の文豪スティーヴンソンの名作『宝島』などに出てくる、宝のありかを「×」で記した地図をデザインした『苦肉の策』的仕上がりになっているなど、様々。
これら26種類を集めるにあたり、友人や家族で複数持っているものを交換し合う方法もあるが、より確実に収集したい場合は、流通前のものを1枚2ポンド(実際の価値の20倍!)で購入することも可能。また、1枚35ポンドの銀製もあるが、これは26枚揃えると910ポンドかかる。
写真:新しく発行される10ペンス硬貨の一部© Royal Mint

AからZは以下の通り

・Angel of the North 北イングランドのゲイツヘッド郊外の丘に建つ巨大なオブジェ
・Bond...James Bond ジェームズ・ボンド
・Cricket クリケット
・Double Decker Bus 2階建てバス
・English Breakfast イングランド式朝食
・Fish & Chips フィッシュ&チップス
・Greenwich Mean Time グリニッジ標準時
・Houses of Parliament 国会議事堂 
・Ice Cream Cone アイスクリーム
・Jubilee 節目を祝う、ジュビリー(祝年)
・King Arthur アーサー王
・Loch Ness Monster スコットランドのネッシー
・Mackintosh 防水コート、マッキントッシュ
・NHS 国民医療サービス「NHS」
・Oak Tree 樫の木
・Post Box 郵便ポスト
・Queuing キュー(列)
・Robin ロビン(ヨーロッパコマドリ)
・Stonehenge ストーンヘンジ
・Teapot ティーポット
・Union Flag ユニオン・フラッグ
・Village ヴィレッジ(村)
・World Wide Web 発明者は英国人、ティモシー・J・バーナーズ・リー卿
・X Marks the Spot 小説『宝島』の地図内などで、重要なポイントを示す「X」印
・Yeoman ロンドン塔の衛兵、ヨーマン
・Zebra Crossing 歩行者優先の横断歩道、「シマウマ」クロッシング

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)