65歳以上のいわゆるシニア世代で、家を購入しないままその年齢に達し、生涯、貸し家(マンション)で暮らす「シルバー・レンター」が増加している。特にロンドンでは、住居不足に加え、高騰する不動産によって、住宅ローンを組むことができない(金融機関が組ませてくれない)人が続出。これは若年層だけではなく、高齢者にとっても深刻な問題となっている。「デイリー・メール」紙が伝えた。
住居が賃貸物件である65歳以上のシニア人口は、2015~16年では37万人だったが、英国が超高齢化社会へと移行するにともない、20年後、すなわち2035~36年では、約2.7倍の99万5,000人に増加すると見られている。
この数字は、不動産の「Generation rent」社が試算したもの。
40代に突入する前にマイホームを購入しなかった場合、定年退職までに完済する見込みが低いと判断され、住宅ローンを組ませてもらうことができず、そのまま賃貸生活を余儀なくされがちだと、調査元手は説明。
退職後も賃貸物件への支払いを続けなければならない者は、退職までに住宅ローンを完済した人に比べ、厳しい老後が待っていることは誰の目にも明らか。住宅問題へのさらなる取り組みが行政に求められているが、なかなか計画どおりに進んでいないのが実情だ。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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