■「蛍の光」や「故郷の空」などの日本人にも馴染みの深い曲の作詞者でスコットランドの国民的詩人、ロバート・バーンズ(Robert Burns 1759-1796)。そのバーンズが3Dで現代に蘇り、自らの詩を朗読し話題となっている。英各紙が報じた。
ロバート・バーンズの再現作業は、リヴァプール・ジョン・ムーア大学(LJMU)やダンディー大学の研究者らと民間企業の共同作業により約7年かけて完成した。研究者らは実際のバーンズの頭蓋骨の一部や肖像画、シルエット、バーンズの容姿について描写された文献などのデータを元に最新の3D制作ソフトを駆使して作成。その映像に顔モーションキャプチャシステムを使って詩の朗読が重ねられた。アニメーションは、スコティッシュ・ナショナル・ポートギャラリーにてバーンズの誕生日である「バーンズデー(1月25日)」に公開された。
「To a Mouse」は、ねずみと人間のはかない人生を重ねて詠んだ詩。古いスコットランド方言で書かれた詩で、訛りも強烈なため英国人でもすべてを理解するのは難しいという。
ロバート・バーンズは貧しい小作農の長男として生まれ、農業に従事しながら詩を書き溜めたという。またフリーメーソンに入会し人脈を広げた。女性関係が派手で妻との間に設けた5人の子の他、9人の私生児がいたといわれる。バーンズが友人宛てに書いた手紙の中には、臨月を迎えたガールフレンドをレイプした様子が記された手紙が見つかるなど、色々と問題を抱えた人物であったことも最近の研究で分かってきた。バーンズは1796年、心疾患のためわずか37歳で死去した。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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