■例年1月は寒さのために体調を崩す人が続出するため、A&E(Accident & Emergency =日本の救命救急に相当)では最も多忙を極める月とされるが、今年は状況がさらに悪化。NHS(英国民保健サービス)イングランドは年明け早々、A&Eでは緊急の患者を優先するために、急を要しない手術(膝や股関節等)に関しては先延ばしするよう指示した。BBCなどが報じた。
写真:A&Eが多忙を極める1月。今年は状況が悪化しているという。©DG Seamon
当初発表された延期の期間は1月中旬までだったが、後に1月末までに訂正された。これによってイングランド全土で5万5千件の手術と数千人の外来患者の診察等が2月以降に先延ばしされることとなった。
年末年始は休診となるGP(総合診療医)も多く、そのためこの期間に怪我をしたり病気をしたりした人は直接救急に運び込まれることが多い。またクリスマス時期は家族が一堂に集う機会が多く、老若男女が同じ空間で入り交じるためウィルスが拡散されやすい環境になる。
しかし年末年始の混乱は今に始まったことではなく慢性的なもの。労働党影の保健相は「単純にNHSへの予算投入不足」と保守党を非難するが、実際に人手が足りていないのは誰の目にも明らか。いずれにしても1月一杯、怪我や大病をしないよう細心の注意を払った方が良さそうだ。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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