愛し合う2人の前に乗客など⁉ 世界一危険な痴話げんか

0112 2■2018年の幕が開けたばかりの1月1日、ヒースロー空港からムンバイに向かって飛行中だったインドの航空会社ジェット・エアウェイズ(Jet Airways)=写真=の機内で男性機長と女性副機長が喧嘩をはじめ、コックピットを飛び出した副機長を説得するために機長もコックピットを離れるという信じがたい出来事があった。「イブニング・スタンダード」紙(電子版)が伝えた。
写真:©Timothy Dauber

 『とんでもフライト』の舞台となったのはジェット・エアウェイズの9W119便で、元日の朝10時にヒースロー空港を出発。ムンバイまであと2時間半ということろで、機長と副機長が口論を始めたとされる。
 喧嘩は次第にエスカレートし、機長が副機長の頬に平手打ちを食らわせたため、副機長は泣きながらコックピットを飛び出したという。キャビンクルーが慌てて副機長の説得を試みたが効果がなく、仕方なく機長がコックピットから出て説得にあたったという。その間、機長は他のクルーにコックピットに入っているよう指示していたがこれは明らかに航空法違反。やがて機長の説得が功を奏して2人はコックピットに戻り、事なきを得たが、324人の乗客はこの間、なす術もなくクルーたちが繰り広げる三文愛憎劇の観劇を余儀なくされた。
 ジェット・エアウェイズは同問題を航空局に報告し内部調査を開始したと発表。現在当事者の2人はシフトから外されているという。インドの国内紙は「ふたりは過去何年にもわたって一緒に飛行し、男女関係にあったようだ」と報じている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)