チョコレートとチーズどちらかを一生食べないという選択は苦渋の選択であろう。
市場分析企業「ミンテル」が16歳以上の2,000人を対象に、一生どちらかを食べられないとしたらどちらを選ぶか調査したと「デイリー・テレグラフ」紙が伝えている。
調査によるとチョコレートを食べないことを選んだのは50%、チーズを選んだのは47%で、僅差ながらチーズなしの人生は考えられないと答えた人が多かったという。ただ、驚いたことに3%はどちらも両方、一生食べられなくても平気だと回答したことも報告された。
アナリストのリチャード・ケインズ氏は「チョコレートとチーズは、英国人にとってどちらも好物といえるが、チーズは英国の家庭料理のレシピにも頻繁に使われる点で、存在価値がより大きいとみなされたのではないか」と語っている。
また、結果には地域差があったことも判明。
イングランド南西部、ウェールズ、ロンドン在住者はチーズを食べることをあきらめる人が多いが、スコットランド、イングランドの中西部、南東部そして東アングリア在住者ではチョコレートを食べることをあきらめると答えた人のほうが多かったという。
しかし、総消費量、および購入費用では、チーズをチョコレートが上回っていることも分かった。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)