■クリスマス商戦の真っ只中、厳しい配達ノルマを課せられたネット通販最大手のアマゾンのドライバーたちは過酷な勤務を強いられているという。「サンデー・ミラー」紙が伝えた。
写真:アマゾン・プライム会員は、当日お急ぎ便やお急ぎ便が無料で配送可能となる。
アマゾンでは自前の商品配達ドライバーを雇用せず、派遣会社から紹介された運転手を自営業者として採用しているとされる。その契約はかつて有給休暇なし、シックペイ(sick pay=有給の病欠)もなしという条件の悪さだったが、ドライバーたちからの抗議を受けて現在、これらは改善されたという。
しかし配送車のレンタル代や保険料などを支払うと、アマゾンから支給される時給は国が定めた最低賃金を下回るとされ、あまりに過酷な配送ノルマは英国の労働基準法が定める11時間を超えて、1日12時間以上の勤務になることもあるという。そのためトイレ休憩の時間も取れず、仕方なく車の中で用を足すドライバーも多いという。
ドライバー側を代表する弁護士らは「彼らは毎日アマゾンの倉庫に行き、配送ルート表を与えられて出発する。それは彼らがアマゾンのスタッフであることを意味するが、実際はそう扱われない。アマゾンは雇用法の網をくぐり抜け、常にドライバーたちと距離を置こうとしている」と批判している。
一方のアマゾンは「我々は100以上に及ぶ中小の配達組織を使い、数千人に就労の機会を創出している。我々は法に従ってドライバーの安全を確保するよう努めている。ドライバーにはボーナスやその他の奨励金を抜いても、最低12ポンド以上の時給を支払っている」とした上で、「高度なソフトウエアを開発してより効率よく配送できるルートを作成してドライバーに渡すが、最終的な判断はドライバー各人に一任される。彼らは自分のペースで仕事をこなしている。休憩を取りたければ取れるし、ルートも独自で開発したものを使ってよい。彼らには敬意を払っている」と反論している。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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