樫をはじめとする様々な種類の樹木に寄生・または半寄生し、水や養分の供給を宿主に依存する、ヤドリギ(宿木)。英語では「ミスルトウ(mistltoe)」と呼ばれ、大地に根を張らず、それでいて寒さの厳しい冬でも緑を保っていることから、欧州の一部では不死のシンボルともされている。
クリスマスの飾りに使われることも多く、ヤドリギの下を通りかかった男女はキスしなければならない(※)という習慣があることをご存知の人も少なくないことだろう。
写真© Alexbrn
しかし、このほど北アイルランド警察(PSNI=Police Service of Northern Ireland)が、「ヤドリギの下で、相手の同意なしにキスした場合は、レイプの罪に問われることもあるので注意」とツイート。驚きや批判の声が殺到する騒ぎとなったことを「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
「ヤドリギの下で出会っただけで強姦罪?」「ばかげている」「レイプはもっと深刻な問題。それをこんなツイートで茶化しているとしか思えない」といった否定的な声も多く、反響の大きさに驚いたPSNIでは、すでにツイートを削除。PSNIは「相手の同意なしに」という部分を強調したかったと弁明している。
※もともとは、ヤドリギの下で男性と出会った女性は、その男性からのキスを拒んだ場合、翌年、結婚できないという言い伝えがあり、それが発展して、ヤドリギの下でならキスしても良い/キスしなければならないという習慣になったと見られている。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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