書籍の売上げ、静かにアップ!その意外な理由とは…インスタグラムのおかげ?

今年の日本の流行語「インスタ映え」に象徴されるように、写真共有アプリ「インスタグラム」が世界中で大流行している。その流れはここ英国でも顕著で、その流行の恩恵を受け「書籍」の売上が伸びているという。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
リビングに置かれる「本棚」は「シェルフィー」(shelfie:「棚」と「セルフィー=自撮り」をあわせた造語)として、『自分自身を表現する重要なインテリア』として見なされている。そこで、インスタグラムで自己アピールに勤しむ英国人は、自撮りをする際に背景に写りこむ本棚に注目。「本棚を見ればその人がわかる」と昔から言われているが、本棚にどんな本が置かれているかによって、他者から自分がどう見られるかを意識するため、見栄えのする本を中心に書籍の売上が右肩上がりになっているという。
市場分析会社「Mintel」は、紙の書籍の今年度の売上は前年比の売上高6%を上回る17億ポンドに達し、電子書籍は前年比売上高から1%下がり、売上は3億3700万ポンドに留まるだろうと試算。さらに向こう5年間の見通しとして、電子書籍が2022年に3億8300万ポンドの売上に達する一方、書籍の売上は25%増の21億ポンドにまで達するという見込みを発表。インテリアデザイナーは「出版社はこの機会を生かし、装丁の美しい本を出版すると見られ、美しい蔵書コレクションをひけらかした『シェルフィー』をインスタグラムで目にする機会が増えるだろう」とコメントしている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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