スピリッツは人を攻撃的にさせる⁉人生色々、酔い方も色々

1204 1■ビール、ワイン、ウイスキーに日本酒、焼酎…。何を飲んでも酔い方に差などないだろうと思ったらどうやらそれは間違いなようだ。この度、アルコール飲料の種類によって、それぞれ異なる感情が引き起こされるという研究結果が医療専門誌「BMJ Open Journal」に掲載された。「インディペンデント」紙(電子版)など、英各メディアが報じた。

 調査は成人の薬物や飲酒に関する現状を研究するため、21ヵ国、約3万人を対象に実施された。その結果、スピリッツ(蒸留酒)愛好者の30%が、飲むと気分がアグレッシブ(攻撃的、喧嘩好き)になると回答。その一方、スピリッツは人を涙もろくさせる要因があることも分かった。
 また、ワインやビールといった醸造酒の愛好者で飲酒によりアグレッシブになると答えたのはビール派が7%、ワイン派に至ってはわずか2.5%。赤ワイン、ビールともに約半数の人が飲むとリラックスできると回答した。ところが飲むと心が高揚して開放的な気分になる(feeling sexy)アルコールのトップは赤ワインだったが、飲むと疲れを感じるという点でも赤ワインはトップに輝くという矛盾も見られた。
 調査を実施したキングス・カレッジ・ロンドンのマーク・べリス教授は「数世紀に渡る歴史において、ラムやジン、ウォッカなどスピリッツ類は暴力抜きには語れない。今回の研究でスピリッツは昔も今も他のアルコール飲料と比べて人々の攻撃性を呼び起こす可能性が高いことを示している。英国では1リットルのスピリッツを15ポンド以下で手に入れることができる。このような価格設定は本人の健康を損なうだけでなく、暴力によって周囲の人々にも危険をもたらす可能性がある」と警告している。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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