■キーをポケットに入れたまま車に近づくだけで車のドアの開錠や施錠等ができる便利なスマートキー。ところがそのシステムの弱点を利用して車を盗む新たな手口が横行している。英各メディアが報じた。
写真:© West Midlands Police
写真は9月25日の夜9時、バーミンガム近郊の地方都市ソリハルの住宅街で起きた窃盗の瞬間を捉えたもの。フードを被った2人組が車に近づき、あっという間にロックを解除しエンジン始動。わずか1分足らずでまんまとメルセデス・ベンツを無傷で持ち去った。
映像の模様から犯行で使われた方法がスマートキーの弱点を利用した『リレーアタック』によるものと分かった。『リレーアタック』とは2人以上で行われる連携プレー。まず1人が家の玄関に接近。「リレーボックス」と呼ばれる小型の信号読み取り機を使って家の中にあるスマートキーから発せられる微弱な電波をキャッチ。その信号を車のすぐ側で待機するもう1人に転送。受信した人がロック開錠の指令を出すと車はスマートキーからの信号と誤認し開錠。あとは始動ボタンを押せばエンジンが始動する仕組み。「リレーボックス」はeBayなどのオークションサイトで100ポンド程度で誰でも簡単に購入できるといい、窃盗団はこの「リレーボックス」を悪用し、高級車ばかり狙って窃盗を繰り返しているという。
警察はスマートキー搭載の車所有者に「鍵は玄関付近に置かず家の奥の安全な場所に保管すること。タイヤにチェーンをかけて盗難を防ぐこと」などの注意喚起をしている。スマートキー仕様の車を所有されている方、ご用心。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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