■伝統と歴史を誇る名門大学として知られ、多くの著名人を輩出してきたオックスフォード大学。教員の指導力も折り紙つきのはずだが、同大学の卒業生が「講師や講義の質が悪かったせいで自分のキャリアが台無しにされた」として、大学を相手取り100万ポンドの賠償金を求める訴訟を起こした。「インディペンデント」紙(電子版)が伝えた。
写真:卒業生に提訴されたブレーズノーズ・カレッジ。© Ozeye
母校を提訴したのはオックスフォード大を構成するカレッジのひとつ、ブレーズノーズ・カレッジ(Brasenose College)を卒業したファイズ・スィディーキさん。スィディーキさんは専攻した近代史コースのインド史の科目において、就職に有利なファースト(首席レベル)や2:1(アッパー・セカンド)の評価を得ることができなかったという。
スィディーキさんの話によると試験期間中、講師らが長期の研修休暇を取得しており、その間、講師に代わって責任を負うべき指導教員も試験に際してスィディーキさんのうつ病や不眠症に関する情報を試験官に伝えることを怠ったとされる。
スィディーキさんは、「もしも試験で好成績を修めていたら、自分は今頃トップクラスの企業内弁護士になっていたはずだ」と主張する。夢と現実は遠くかけ離れ、現在は無職であるという。さらにスィディーキさんは、大学での『不可解な失敗』によって、うつ症状や不眠症の症状も悪化したと主張している。
しかしスィディーキさんが同カレッジを卒業したのは17年も前の2000年のこと。オックスフォード大学はカレッジの過失を否定。卒業から17年を経た現在、訴えを起こせる法的期限を遥かに超越したものだと反論している。それにしても何で今ごろ?
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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