■ロンドン随一の繁華街、オックスフォード・サーカスで24日、発砲騒ぎが発生。武装警察が出動し、テロの可能性も視野に入れて駅と周辺の道路を一時閉鎖した。警察によると、発砲の事実は確認されなかった。この日はブラック・フライデーの安売りを見込んだ買い物客でにぎわっており、現場周辺は大混乱となった。騒動の発端とみられる2人の男性の事情聴取が行われたが、事件性はなかったという。英各メディアが伝えた。
写真:警察によって封鎖されたオックスフォード・ストリート。男性2人の口論からとんでもない騒動に発展した。© Japan Journals Ltd
ロンドン市警によると、24日午後4時38分ごろ、オックスフォード・サーカス駅やオックスフォード・ストリートで発砲があったとの通報が複数あり、武装警官らが出動した。現場は一時騒然となったものの、通報からおよそ1時間半が経過した午後6時ごろ、発砲の証拠が見つからなかったとして警戒は解かれた。
警察は同日、地下鉄オックスフォード・サーカス駅のプラットフォームで口論をしていたとされる2人の男性が騒動の発端であるとみて、2人のCCTV画像を公開。翌25日に自ら出頭してきた男性ら(21歳と40歳)の事情聴取を行った。しかし事件性はなかったとみられ、警察は、「2人について、刑事訴訟に発展することはない。逮捕することも起訴することもない」と発表した。引き続きCCTVや目撃情報をもとに捜査を進めているとされるが、これまでのところ目立った動きはみられない。
ブラック・フライデーの書き入れ時というのに周辺ショップの多くが早々の店じまいを余儀なくされ、大誤算の金曜日となった。
今回の大混乱の背景には何があるのか。
スカイ・ニュース(電子版)は、観光客でにぎわうオックスフォード・サーカスという立地、ブラック・フライデーというイベント、混雑が見られる時間帯など、人々の恐怖をあおるための条件がそろった「最悪の状況(perfect storm)」だったという、心理学者グレン・ウィルソン氏のコメントを紹介。同氏は、「テロへの恐怖が高まる現在において、些細な出来事でさえも大混乱を引き起こしかねない」とした上で、「劇的なストーリーに注目が集まりがちなソーシャル・メディアによって、うわさが広まった」とソーシャル・メディアの問題点も指摘した。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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