■4人の子供と複数の病を抱える母親が、電気を止められ、凍てつく自宅の部屋でコートにくるまったまま亡くなった。この痛ましい死が生活保護の打ち切りによるものであったことから、市民の命すら守れない行政に対する怒りの声が上がっている。「ガーディアン」紙が報じた。
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今月、リバプールとマンチェスターの間にある町ランコーン(Runcorn)の住宅で、コートとマフラーにくるまって死亡している女性が発見された。女性は4人の子の母親、イレイン・モラルさん(38)=写真。摂食障害やうつ病等、複数の健康問題を抱えていたイレインさんは定職に就くことができず、生活保護に頼りながら子供たちを育てていたという。
光熱費の支払いが滞り、電気を止められることもしばしばで、暖房を入れるのは子供たちが学校から帰って来た時だけ。それ以外の一人でいる時は冷え切った部屋でコートにくるまって生活していたという。しかし秋になって頼みの綱である生活保護も打ち切られたのだという。
このニュースは瞬く間にソーシャルメディアに拡散され、弱者に対するセーフティネットが欠落しているのではないかと政府を批判する書き込みで溢れた。
これに対し、労働年金省は「この夏、イレインさんを3回召喚したがイレインさんはその3回とも欠席したため口座を閉鎖した」としている。イレインさんの母親は「イレインは集中治療室を出たり入ったりしていたので出席できなかっただけ」と反論。「弱者を見殺しにしているという事実を政府が気づくまでに、あとどれだけの命が奪われなければいけないのか」と政府の対応を批判している。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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