■飛行機に搭乗する際、その航空会社の上級会員(ファーストクラスやビジネスクラスの乗客など)が優先的に搭乗する光景は、どの航空会社でも見受けられてきた。明らかな値段の違いに、これに不平を唱える人は少ないだろう。しかし、このたびブリティッシュ・エアウェイズ(以下BA)が新たに定めた規約の中に「格安航空券の購入者は、最後に搭乗する」という項目があり、「階級社会再びか」と物議を醸している。英各紙が伝えた。
BAの社内報で明らかになったこの規約は、今年12月12日から新たに始まる「グループ搭乗」の導入に伴い開始される予定という。「グループ搭乗」では、乗客が購入した航空券のクラスや運賃によって番号が割り当てられ、搭乗券に1から5までの番号が記載される。
ゴールドメンバーやファーストクラスおよびビジネスクラスの乗客は「1」の番号が割り当てられ、一番先に搭乗する仕組み。番号が大きくなるにつれて乗客クラスは下がり、「4」はエコノミークラスの乗客、「5」は最安値の航空券を購入した、手荷物のみで旅行する乗客を示すという。
同社広報は「グループ搭乗はゲートでお待ちいただくお客様に、搭乗する順番を分かりやすく示したもの」と説明するが、利用者からは「ここまであからさまに英国の階級社会を表すものはない」「自分がどれだけの地位と富を持っているか、搭乗する順番で明らかになるんだ」「格安航空会社のライアンエアーと、もはや変わりない」「BAの終わりが見えた」と辛辣な声が挙がっている。
BAは顧客満足度向上のため、今年は顔認証技術を利用した自動化搭乗ゲートのサービスを開始するなど、画期的な取り組みをしてきたが、今回の試みは顧客満足度向上に果たして繋がっていくのか、12月12日以降実際にBAを利用した乗客の声を待ちたい。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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