宿題を採点することは長い間、教師にとって当然のことされてきた。しかし、宿題の採点により、生徒の自尊心を傷つけ、自信を損なう可能性があるとして、このたび教師による宿題の採点を禁じる学校が登場し、話題になっている。「デイリー・メール」紙が伝えた。
イングランド西部、ブリストルにあるベッドミンスター・ダウン・スクールでは、11歳から16歳の生徒が作った制作物や宿題に対し、採点をするかわりに、授業で教師がそのフィードバックを生徒に伝える方式をとることになったという。
同校の校長は、「生徒はそこに書かれたAからFのレター・グレード(Aは最優秀、Dは最低ライン、Fは不合格)しか見ない」と語り、教師に向けて、生徒たちに必要なのは、レター・グレードではなく、フィードバックで、授業内で評価するのが有効とコメントした。
2014年に英国教育監査局「Ofsted」から「良い学校」であるとの評価を下された同校は、同機関からも、「レター・グレードより『生きたフィードバック』を与えるように」とアドバイスされたという。
同校の校長は、「教師は、生徒が宿題という形で示す成果についてじっくり話し合うことで、生徒の自信向上を促すことができるはず。さらに、特によくできた点を他の生徒と授業中に共有することは、より有益な取り組みとなる」と説明。採点を止めたことで、教師は授業の準備により時間を割けることになったという。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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