■今年5月に世界約150ヵ国で被害をもたらしたランサムウェアと呼ばれるウイルスの一種「ワナクライ(WannaCry=泣きたくなる)」を使ったサイバー攻撃に関し、英内務省のベン・ウォレス治安担当相は10月27日、「北朝鮮が関与した」との見方を明らかにした。
写真:実際にワナクライに感染したNHSのコンピューター画面。
同攻撃によってウイルス感染したコンピューターは30万台以上。感染したコンピューターシステムの利用者情報を盗み、アクセスを妨害した上で、それを解除するために300ドル(約3万4000円)の「身代金(ランサム)」を支払うよう脅すというものだった。
英国では、国民医療サービス(NHS)の端末が感染。約2万件の診察・手術の予約がキャンセルされるなど、大きな影響が出た。
ウォレス治安担当相は27日、BBCラジオ番組「Today Programme」で「我々のシステムへの攻撃に関係した国は北朝鮮だったと考えている。攻撃の対象とされた国は多数に及び、英国もそのひとつとみられている」と語った。
また、「誰が関与したか分かったところで我々が同様のことを相手側に仕掛けることはしない」と述べる一方で、「今回のウイルスは比較的単純なもので簡単に感染を許したNHSのシステムにも問題があった」とし、NHSのセキュリティ対策強化が急務であるとした。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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