■子供の保護を目的とした慈善団体「NSPCC」によると、チャイルドライン(電話相談)に寄せられた29万5000件のうち、自殺を示唆する内容が約8%を占め、これは団体設立以来、30年間で最悪の数字だったことを「メトロ」紙が報じた。
自殺をほのめかす2万2456件の相談のうち2061件のケースでは、遺書を書いたり自殺の計画を立てていたりするなど、何かしら自殺に繋がる具体的な行動をすでに起こしていたという。また、自殺絡みの相談の多くは月曜の夜に連絡がくる傾向があり、多くの子供は電話ではなくチャットやメールを通じて悩みを打ち明けてくると報告されている。
NSPCCチャイルドラインの設立者、エスター・ランツェン氏は「チャイルドラインを立ち上げた30年前は、子供たちは誰かによって傷つけられたことが原因で自殺を考えるケースが多かったが、昨今は精神的に追い詰められて自殺を考える子が増えている傾向がある」と話す。
NSPCC経営責任者のピーター・ワンレス氏は「人生には生き甲斐や様々な可能性、そして幸せがあることを子供たちに伝える必要がある。問題を抱えているときに、適切な助けの手を差し伸べることが不可欠だ」とコメント。また、悩みを抱える子供たちに「問題を一人で抱え込まずに、いつでもチャイルドラインに連絡してカウンセラーに相談してほしい」と訴えた。
チャイルドラインでは毎日平均62人ほどがカウンセリングを受けているといい、そのほとんどが10歳前後の子供たちだという。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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