自然災害が比較的少ない英国で、しばしばニュースになるのが洪水。洪水被害を防ぐため、全体を持ち上げる機能を備えた家が考案された。各メディアが報じた(写真は「デイリー・メール」紙より)。
住宅メーカーの「ラークフリート・ホームズ」社によって開発された一戸建ては、洪水時、電動ジャッキによって5フィート(約1.5メートル)持ち上がる構造を持っている。今後4年間かけ、技術者によりシステムが正常に稼働するか検証される予定。もしこの先駆的なプロジェクトが成功した場合、「洪水が発生しやすい地域で多くの家を建てることが出来る」と同社のカール・ヒックス氏は期待をこめて話す。
同社では、英国東部のリンカンシャーにあるパドックランドに3ベッドルームを有する重さ65トンの戸建の建設を計画中。家は従来の土台でなく、鉄製の輪の上に建てられ、8つのジャッキで昇降する機能を持つ。
電気は屋根上の太陽光パネルとバッテリーから供給され、家が持ち上がった状態でも問題なく給電が可能、水道と下水道は長さが調節できるホースによって繋がれたままになるという。
ラークフリート社は「一度限りの試験作は非常に高いコストがかかるが、これがうまくいけば、他の一般的な戸建てと同じくらいの建設費でまかなえるようになるだろう」と算段する。実際に洪水危機に直面した場合は、家を持ち上げる前に住民は退避し、洪水が収まった後に帰宅することになると説明されている。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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