■バスや地下鉄といった公共交通機関で、高齢者に席を譲ることは当然のことと思う人は多い。しかし、最新のブリティッシュ・メディカル・ジャーナル誌(BMJ)に、「席を譲らないことが高齢者の健康を維持することに繋がる」という意見書が掲載され、物議をかもしている。英各紙が伝えた。
オックスフォード大学教授や高齢化センター専門家らによって書かれた意見書によると、公共交通機関で座らずに立っていることが高齢者にとって良い運動になり、ひいては介助なしで生活を続けるための一助となるという。
また、エクササイズは認知症予防にもつながり、最高で10歳は身体能力を若返らせることができると報告されている。運動は若者がするべきものであって、高齢者はリラックスしているべきという考えは、今後改める必要があると指摘。さらに、エクササイズを奨励することで介護に必要な予算の削減も期待されると述べられている。
これに対し、インディペンデント紙(電子版)などには、読者から様々な意見が寄せられている。
高齢者からは「私(65)は脊椎症を患っていて、立っているのは辛いので自分のような人には席を譲ってほしい」。「他人を手助けするな、親切にするなとは、何と馬鹿げた話か。私(60代後半)は慢性関節炎を抱えており、2時間程度しか歩くことができない。そんな時に席を譲ってもらえるのはとても有難い。この国を非情で思慮に欠けた人々で溢れる国にする必要があるのか。愚か者」と厳しい意見が相次いだ。
若い世代からも「専門家からああしろ、これはするなと言われる筋合いはない。単純に高齢者には親切であるべきだ」。「乗り降りだけでも大変な高齢者に席を譲らないのはどうかと思う。このようなことを若者に教えるのは良くない」といった意見が多数見られた。
エクササイズがどの世代にも有効であることは間違いないだろう。ただ、もう少し上手な言い方はなかったものだろうか。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』