ここ数ヵ月、モペッド(小型バイク)を使って歩行者などからスマートフォンを強奪する「モペッド・ギャング」による犯罪が急増している。彼らのターゲットが通行人からカフェやレストランの中の客にエスカレートしつつあるようだと「デイリー・メール紙(電子版)」が警告している。
画像:YouTube
写真はロンドン北部アーチウエーのカフェ「ブレッド&ビーンズカフェ」店内に設置された防犯カメラが犯行の瞬間を捉えた映像。2人乗りのモペッドがカフェ入り口に止まると後ろに乗っていた男がフルフェースのヘルメットを被ったまた入店。入口近くのテーブルで仕事をしていた女性のラップトップコンピューターを強奪しそのまま逃走した。その間わずかに5秒程度。女性の悲鳴を聞いて周囲の人が顔を上げた頃には犯人らは既にバイクで逃走するところ。何もできずに見送るしかなかった。
カフェのオーナー、ヴァルボナ・サディクさんによるとこの店がターゲットにされたのはこの3週間で2回目のことだという。「この辺りじゃ1時間に1回くらいの割合でモペッド・ギャングにスマホが盗られている。彼らは遂に店の中にまで入り込んで悪さをするようになってしまった。悪さのレベルが一段上がってしまった。ひどい」と憤る。
10月16日(月)にはリトルベニスでアブドゥル・サマドさん(28)が自宅前で襲われる事件があった。モペッド・ギャングはサマドさんのアイフォン7を強奪しようとしてサマドさんと揉み合いとなった末、サマドさんを刺して逃走。サマドさんは出血多量で死亡した。
モペッド・ギャングによる強盗事件は昨年、ロンドン市内だけで8000件にも上るといい5年前の16倍という。スマートフォンが手放せない昨今、自衛は極めて難しい。理性が通じる相手ではない。盗られても戦わない方が良い。データは失われるが命まで無駄にする必要はない。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)
























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