28歳男性、魚との危険な口づけ!舌平目を丸ごと喉に詰まらせ心肺停止に

1021 1■釣り上げたばかりの生きた舌平目(dover sole)を咽に詰まらせてあやうく窒息死しそうになるという、想像してみるとジワリと恐ろしい出来事があった。英主要メディアが報じた。
写真/舌平目。Courtesy: Hans Hillewaert

 10月5日夜、イングランド南西部ドーセット県の海岸部にあるボスコム桟橋で友人らと釣りを楽しんでいたサム・キリアムさん(28)は、体長14センチほどの舌平目を釣り上げた。サイズが小さかったため海に戻すことにしたサムさん。その日最初に釣り上げた魚にキスをするという伝統に倣い、舌平目に顔を近づけた瞬間、突然舌平目が激しく暴れまわり、驚くサムさんの口に飛び込み喉の奥にすっぽりはまってしまったという。
 慌てた友人らの通報で救急隊員が現場に駆け付けた時、サムさんは窒息のため既に呼吸が停止した状態だった。救急隊員はサムさんの咽に詰まっているモノが舌平目と聞いて驚いたものの病院に向かう間、人工呼吸器を繋いで酸素を送り続けながら、舌平目の撤去作業が行われた。
 隊員は咽の奥に舌平目の尻尾を発見。途中で切れないように慎重に尻尾を掴み、6度目のチャレンジでようやく舌平目を引きずり出すことに成功。サムさんは自発呼吸を再開し救急車が病院に到着する頃には自分の名前を言えるまでに回復した。脳への後遺症も残らないという。
サムさんは後に当時のことを振り返り「舌平目が口の中に飛び込んで来たときは首をはねられたチキンのように桟橋の上を走り回っていたと思う。その後は気を失ってしまったので何も覚えていない。とにかく命を救ってくれた救急の人たちと友人たちに感謝したい」とコメントした。今回は幸いハッピーエンディングだったが、やはり舌平目はよく焼いて食べた方が身体に良さそうだ。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

 

 

 

 

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