IS戦闘員リクルーターの英国人女性、「ホワイト・ウィドウ」をCIAが爆殺⁉

1019 3■内戦が続くシリアで今年6月、過激派組織「イスラム国」(IS)のリクルーター(新兵を募集する人物)で、『ホワイト・ウィドウ』の名で知られる英国人女性、サリー・ジョーンズが米軍ドローン(無人航空機)による空爆で死亡したという。英各紙が伝えた。
Courtesy: Twitter

 米当局によるとドローンによる攻撃が行われたのは今年6月で、場所はシリアとイラクの国境近くだったとされる。現場でDNAデータを収集することはできないことから死亡を断定するには至っていないものの、米当局は死亡したものとみている。
 過去にパンク・ロック歌手として活動を行っていたジョーンズは、イングランド南東部ケント出身の50歳。2013年にまだ9歳だった息子のジョジョ君を連れてシリアに入国したとされる。同年、バーミンガム出身のハッカーで、同じくシリアに入国していたジュナイド・フセイン(当時19歳)と結婚した。ハッキングに関する高い技術を持つ夫は、ISの中でも要注意人物と見られていたが、15年にシリア北部のラッカで米国のドローン攻撃により死亡した。夫の死後、ジョーンズは英メディアから『ホワイト・ウィドウ(White Widow 白い未亡人)』の通称で呼ばれていた。
 ジョーンズはISの戦闘員リクルートと広報活動を担っていたとされ20以上のツイッター・アカウントを所有し、ISの政治的メッセージを積極的に発信。この数ヵ月間、ツイッター上での動きは見られなかったとされる。
 ジョーンズを知る人物の証言によると「彼女は何とか英国に戻ろうとしていたが、ISがこれを阻止していた。さらに、すっかり洗脳されていた息子が英国に戻ることを拒否していた」という。
 今回の攻撃は、ジョーンズと息子ジョジョ君がシリア北部ラッカから東部の町マヤーディンに向けて移動中だったとみられる車を、CIAが米ネバダ州にある基地内から遠隔操作したドローンによって実行された模様。この攻撃で、12歳のジョジョ君も死亡したとされている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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