スポーツブームの落とし穴…女性のケガが急増!

英国では、朝からランニングに励む人々の姿をよく見かける。特に女性は美容やダイエットを目的として走る人も多く、女性ランナーはここ数年著しく増えてきた。しかし、このようなスポーツブームの裏で、運動中にケガをする女性が近年増加していると「デイリー・テレグラフ」紙が伝えている。
保険会社「BUPA」の調査によると、運動に関連するケガの確率は35%も上昇。ケガ事例のトップ24のうち半数は運動中に起きたもので、肩や足、膝を痛めるケースが急増、椎間板ヘルニアや腰痛、脚痛が引き起こされる件数も増えている現状が浮かび上がってきた。
ケガの度合いの差異は、筋肉量が少なく、靭帯などが強く固定されていない、女性の身体的特徴に起因すると見られている。
英国のスポーツ振興を推進する団体「Sport England」は「一週間に一度の頻度で運動をする女性の人口は、2005年の630万人から2016年には730万人まで増加した」と分析。英国を代表して活躍した陸上競技のジェシカ・エニス=ヒル選手や、現在も活躍を続ける女子プロテニスのジョアンナ・コンタ選手など女性アスリートの存在も、女性のスポーツブームに拍車をかけたと見られている。
保険会社「BUPA」は、運動をする女性に対し、体を動かす前には十分なウォーミングアップを、運動後も軽いストレッチや柔軟体操などをして体をほぐすよう薦めている。

by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

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