1767年創業、英国第5の航空会社と言われる「モナーク航空」=写真=が10月2日、資金繰りが行き詰まり経営破綻した。管財人のKPMGによると同日、モナーク航空の英国発着便はすべてキャンセルされ、既に予約が入っている今後の予約30万件も取り消された。
英民間航空局(CAA)によると既に同社を利用して国外に出発、2週間以内に帰国する予定だった乗客約11万人が、英国に戻る便がなくなり海外に取り残されたことになる。
政府とCAAは代替え便をやり繰りして一人残らず無事、本国に連れ戻すよう調整中。2日以降60便前後を運行し、毎日1万2000人程度を随時帰国させている。
CAAは「既に国外にいる人は予定通り帰国できるようにするので、そのままホリデーを続けて欲しい。旅程を早める必要もない」とコメントしている。
これから先に旅行する予定で代金を既に支払っている人たちには全額が返金される予定だというが、その方法などの詳細はまだ発表に至っていない。またモナーク航空の従業員約2750人が失職することになりそうだ。
英国の航空業界では先月末、ライアンエアーが深刻なパイロット不足のためフライトが多数キャンセルされ、大混乱を生んだばかり。ライアンエアーの状況はその後も悪化の一途をたどり、フライトキャンセルは来年の3月まで継続する見込み。それにより34路線、1万8000のフライトがキャンセルされる予定で40万人が影響を受けることになるという。
by 週刊ジャーニー(Japan Journals Ltd, London)

























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