教会でのミサで賛美歌を歌う聖歌隊の手元にあるものといえば、賛美歌の本。ところが最近、賛美歌の歌詞をスクリーンに映し出す「カラオケ形式」が増えはじめているという。「デイリー・メール」紙が報じた。
同紙によると、ここ5年でスクリーンやLCDテレビ等を設置する教会が急増。こうしたオーディオ・ヴィジュアル・システムの導入にかかる費用は約5万ポンドといい、かなりの高額に思われるが、AVインストール会社の経営者ボイド・ブリーン氏は、「賛美歌の本を購入し続けるより安価な場合もある」と話している。
賛美歌の歌詞の権利は、キリスト教団体「Christian Copyright Licensing International(CCLI)」が所有。ミサなどで歌う歌詞を、同団体から直接購入する形になる。賛美歌の本は数多く出版されており、数ヵ月ごとなど、定期的に買い換える教会の場合、新しい本を買い続けるよりも歌詞の使用権を毎年更新する方が安価で済むケースが少なくないという。
しかしながら、問題もある。プロジェクター・スクリーンの導入を試みた、イングランド北部の都市ダラムにある「聖メアリー&カスバート教会」は当初、50インチのスクリーン4台の設置を計画していた。ところが、「グレードI」の保護指定を受けている歴史的建造物に手を加えることになるとして設置許可が下りずに、結局1台だけの設置となったという。
























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